一月の声に歓びを刻め (2024)
「幼な子われらに生まれ」の三島有紀子監督が、自身が47年間向き合い続けてきた過去の出来事をモチーフに撮りあげたドラマ。北海道・洞爺湖の中島、伊豆諸島の八丈島、大阪・堂島の3つの「島」を舞台に、それぞれ心に傷を抱える3人の物語が交錯する。お正月、洞爺湖の近くで1人暮らしするマキの家に家族が集まり、彼女が作ったおせち料理を囲む。マキはかつて次女れいこを亡くしており、一家団らんの場に喪失の雰囲気が漂う。八丈島に暮らす牛飼いの誠のもとに、娘の海が5年ぶりに帰省する。誠は交通事故で妻を亡くし、男手ひとつで海を育てた。海は妊娠しており、結婚さえ知らずにいた誠は複雑な思いを抱く。元恋人の葬儀に参列するため故郷の堂島を訪れたれいこは、レンタル彼氏をしている男トト・モレッティに声をかけられる。過去のトラウマから誰にも触れることができない彼女は、そんな自分を変えようと、男と一晩過ごすことを決意する。「船でやってきた者」れいこを前田敦子、「船を待つ者」誠を哀川翔、「船で向かう者」マキをカルーセル麻紀が演じ、坂東龍汰や片岡礼子、宇野祥平、原田龍二、とよた真帆ら実力派キャストが共演する。2024年製作/118分/G/日本配給:東京テアトル劇場公開日:2024年2月9日
#邦画
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